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【レポート】2019/09/08神崎直美さん講演会「充真院著『五十三次ねむりの合の手』の魅力」

レポート

※以前アップしていたものを再編集し、字幕をつけた動画です。

延岡藩主・内藤政順の妻、充真院について研究している城西大学教授の神崎直美さん(神奈川県在住)の講演会「充真院著『五十三次ねむりの合の手』の魅力」が2019年9月8日に開かれました。

「五十三次ねむりの合の手」は、江戸で生まれ育った充真院にとって64歳にして初めての長期旅行。
住み慣れた江戸の六本木屋敷から、見知らぬ領地である延岡へ向かう初めての旅の様子をしたためました。
旅の過程で見たもの、食べたもの、さまざまな思い、御付の者との会話などが生き生きと描かれています。

その様子を動画でお届けします。
全編字幕つきです。

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21世紀をひらく~歴史と文化の再発見シリーズ
延岡市教育委員会アラカルトセミナー
■主催/延岡市教育委員会 旭化成ひむか文化財団 夕刊デイリー新聞社

撮影・編集:坂本光三郎

<動画チャプター>
0:00 講演の目的
0:16 充真院とは
5:47 その著作
『五十三次ねむりの合の手』『海陸返り咲こと葉の手拍子』
『三下りうかぬ不調子』 『午ノとし十二月より東京行日記』
8:05 充真院 晩年の肖像

「五十三次ねむりの合いの手」
9:11 「五十三次ねむりの合の手」について
15:28 体裁
15:56 文体
18:48 豊かな挿絵
20:08 内容
21:33 冒頭の書き出し『転居をめぐる心の葛藤』
22:10 現代語訳朗読
25:13 解説
26:52 4月6日(1日目)『感謝の念』
27:32 原文
『いかにうき世の事とても、かわりはてたる旅と思ひつゝけて、夫につゝきては、親・兄弟わかれわかれに成行なから、よくも共してくれしと思へは、又うれしう』
29:18 現代語訳朗読
29:56 解説
31:06 4月10日 5日目『つぶさな観察・趣深い庭』
32:26 現代語訳朗読
34:39 解説
35:30 4月12日 7日目『名物と海辺の風景』
36:29 現代語訳朗読
39:28 解説
41:21 5月15日 39日目『会話の記録』
44:23 現代語訳朗読
45:40 解説
46:42 6月1日 54日目『島野浦から荒れる海を進む』
46:48 現代語訳朗読
50:31 解説
51:32 6月1日 54日目『方財浜の美しい景色とすばらしいお出迎えに感動する』
51:42 現代語訳朗読
53:05 解説

神崎直美さん

神奈川県相模原市生まれ。
中央大学文学部史学科国史学専攻卒業。中央大学大学院文学研究科博士前期課程修了、及び後期課程満期退学。中央大学より博士(史学)授与。城西大学経済学部教授。
専門は日本近世史・日本法制史。近年の研究テーマは諸藩の藩法と刑事政策、大名家の生活・文化。
著作に「幕末大名夫人の寺社参詣―日向国延岡藩 内藤充真院・続(2021)」「幕末大名夫人の知的好奇心ー日向国延岡藩 内藤充真院ー(2016)」がある。

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加古万里子さん(朗読)

フリーナレーター・声優。
愛知県知多市在住。大阪芸術大学芸術学部放送学科アナウンスコース卒業。大学在学中に教授平野啓子氏と出会い「語り」に魅力を感じ、平野氏の教えを受けながら数多くの文学作品を語る。
充真院について強い関心を持ち、充真院の旅日記や随筆集など著作の朗読に取り組んでいる。

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