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【レポート①】延岡城・内藤記念博物館に行ってみた

レポート

9月に開館した延岡城・内藤記念博物館へ行ってきました。
その様子を3回に分けてお送りします。
レポート① レポート② レポート③

延岡城・内藤記念博物館

沿革

延岡城・内藤記念博物館パンフレットより

平成4年のリニューアル工事前は、結婚式場としても使われていたようです。

外観

東門までの階段です。右横にはエレベーターがついています。

東門を抜けると延岡城・内藤記念博物館、東側入口。
門をくぐって左に曲がりカラミ煉瓦の塀を抜けると、日本庭園の中を歩くことができます。

エサを買うと池にいる鯉にあげられるみたいです。気持ちいいくらいものすごい勢いで食いついてくれるので、ストレス発散になりそう。子どもたちが楽しそうでした。

2階に上がって庭園を見下ろしてみました。
2階は平常展示室、体験展示室。無料で見ることができます。
城山公園の石垣も見ることができます(写真左上)その右が旭化成のえんとつ。右奥の山が愛宕山。

カラミ煉瓦

内藤家邸 カラミ煉瓦

内藤家が近代以降に経営していた日平銅山ひびらどうざんで採掘した鉱石を製錬する際に出た、廃物としての鉱滓こうさい(=カラミ)を煉瓦に成型したもの。
内藤家ゆかりの施設などで使用され、内藤家邸宅の塀については、明治43年(1910)頃にカラミ煉瓦へと改築されたと考えられる。

説明板より

内藤家ゆかりの施設ということで、延岡市立岡富中学校の塀もカラミ煉瓦でできています。

延岡市立岡富中学校HP、学校の概要・資料『岡富中学校の沿革』より

延岡城・内藤記念博物館の本館は、煉瓦を模したデザインの壁になっています。おしゃれ!

和室棟

庭園にある和室棟。
1棟まるっと有料での貸し出しを行っているので、自主活動・イベント等でも使えます。和室棟の一部を控え室として使って、庭園での撮影にも使えそうです。

感想

本館の天井には木が使われていたり、カラミ煉瓦風の壁になっていたり、明るくきれいでとても楽しかったです。

「開かれている」というのがよくわかるなと思いました。気軽に行けそう、というのが一番の感想です。
私が行ったのが土曜日ということもあって、年齢層もさまざまで、庭園を歩いていたり鯉にエサあげたり、平常展示室で座って昔の道具を眺めながら話していたり。それぞれの時間を過ごしているのがすごくいいなと思いました。

そして博物館なので当たり前ですが、空調が最高でした。
以前は美術館が好きで色々と行っていたのですがコロナ禍になり久々の展示室に入って、ふと思い出しました。

この湿度、温度ともにちょうど良い感じ!
この空調! 快適さ! なつかしい!

ぼんやり外を眺めながら座っていても快適。
展示物に優しい空調は、人間にも優しいんだなと改めて感じました。

それからコインロッカーは入口入って左にある階段の下にあります。ちょっとわかりにくいので注意。

おまけ

私の両親は内藤記念館で結婚式を挙げたのですが、左後ろに写っている机と椅子は今でも健在でした。

(②につづく)

次回②はこちら→

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書いた人:坂本真理

坂本真理

宮崎県延岡市生まれ。宮崎県立延岡西高等学校卒業後、京都市立芸術大学美術学部工芸科で染織を専攻し中退。2014年に帰郷。延岡市を中心に地域を深く考えたデザインを行う。延岡バックステージ、代表。

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